参加&発表募集

汽水域研究会2015年(第7回)東北大会

汽水域研究会会員のみなさま

大会幹事 園田 武

昨年は北海道網走市での大会開催にご協力いただき、本当にありがとうございました。
さて、本年度は10月2日(金)・3日(土)・4日(日)の予定で、仙台市・東北大学工学部において大会を開催します。

現在、東北大と共同研究を進めている情報幹事の河野さんを中心にスケジュール、プログラム等の準備を進めているところで、追ってご案内を差し上げる予定ですが、奮って皆様のご参加をお願いします。シンポジウム、ポスター発表、懇親会、エクスカーション、と盛りだくさんの内容となっています。

シンポジウムとして2題が準備中です。
シンポジウム1では「松島湾の海底堆積物と微小有殻生物の長期変遷解明に基づく持続可能な社会を支える自然環境評価(仮)」と題して、プロジェクト研究を進めている関係研究者の方々の講演とともに、今後の東北地方の自然と社会環境を見通すための活発な議論を行う予定です。

シンポジウム2は「東北地方の汽水域環境変遷史(仮)」というテーマです。東北地方沿岸にも数多くの沿岸海跡湖、河川河口汽水域があり、東北の自然を特徴づける重要な構成要素となっています。その中で小川原湖や十三湖でのコア調査をベースとした研究成果を発信し、ディスカッションする予定です。

エクスカーションは2日(金)午後を予定しており、東北地方太平洋沖地震による大津波の被害を受けた松島湾内の海底堆積物を採取・観察する内容です。東日本大震災による影響がどの様なものだったのかを、海底堆積物を通して実際に見ることができる貴重な機会になると思います。

プログラムについては検討中の内容も多いですが、参加申し込みの受付(ポスター発表の申し込みも含みます)は8月下旬頃を予定しています。詳しくは、メール、ホームページ等でご案内しますので、今しばらくお待ちください。なお、大会案内のポスターを汽水域研究会ホームページにアップしています。こちらもぜひご覧ください。多くの皆さんのご参加を心からお待ちしています。