汽水域研究会　Home Page

　　　　

シンポジウム「陸域-汽水域-沿岸域の共同研究の推進を目指して」

・会場までのアクセス
・懇親会のご案内

熊本大学沿岸域環境科学教育研究センター・島根大学汽水域研究センター
合同シンポジウム
「陸域-汽水域-沿岸域の共同研究の推進を目指して」

主催：熊本大学沿岸域環境科学教育研究センター・熊本大学拠点形成研究B (閉鎖性沿岸海域における環境と防災，豊かな社会環境創生のための先端科学研究・教育の拠点形成)；熊本大学拠点形成研究B（地域水循環機構に基づく持続的水資源利用のフロンティア研究）・熊本大学地下水環境リーダー育成プログラム・島根大学汽水域研究センター・島根大学循環型社会構築重点プロジェクト・汽水域研究会-

2010年10月23日12時〜19時 (見学旅行)
見学場所：宇土半島

熊本大学-松合 (9918台風高潮災害)-不知火永尾神社沖 (海底湧水)-三角西港 (明治期の港湾施設：重要文化財)-網田海岸 (砂干潟とリップル)-熊本新港 (泥干潟と環境修復事業)-熊本大学
案内者：嶋田純 (熊本大学沿岸域センター)・滝川清 (熊本大学沿岸域センター)・増田龍哉 (熊本大学大学院先導機構)・秋元和實 (熊本大学沿岸域センター)

2010年10月24日9時〜17時35分 (シンポジウム)
会場：熊本大学工学部百周年記念館

内容：
9:00-9:05　開会の挨拶 (熊本大学沿岸域環境科学教育研究センター長)
9:05-11:50　シンポジウム�T
11:50-13:20　昼食＋ポスター (コアタイム)
　　　ポスター会場：百周年記念館1階ホール
13:20-15:20　シンポジウム�U
15:30-17:30　シンポジウム�V
17:30-17:35　閉会の挨拶 (島根大学汽水域研究センター長)

懇親会 (18:30-)

シンポジウムプログラム
会場：熊本大学工学部百周年記念館

シンポジウム�T (9:05-11:50)
「陸域-汽水域-沿岸域における環境研究の現状と課題」

• 9:05-10:00　陸域-汽水域-沿岸域の共同研究体制の必要性
  野村律夫（島根大・教育学，汽水セ)
• 10:00-10:55　汽水域研究の現状 -中海の研究から-
  瀬戸浩二（島根大・汽水セ)
• 10:55-11:50　閉鎖性沿岸域研究の現状　〜有明海・八代海を例に〜
  滝川　清（熊本大・沿岸域環境科学教育研究セ)・増田龍哉（熊本大学大学院先導機構）

シンポジウム�U (13:20-15:20)
「中海の堤防開削における環境モニタリングとその問題点」

• 13:20-13:40　中海本庄水域の人為改変による水質・底質環境の変化
  瀬戸浩二（島根大・汽水セ)
• 13:40-14:15　中海本庄水域の人為改変による底生生物の変化
  倉田健悟（島根大・汽水セ）
• 14:15-14:50　本庄水域の堤防開削にともなう二枚貝漁業復活の展望と課題
  山口啓子（島根大・生物資源）

コメント (14:50-15:20)

1. 生物多様性の研究手法と問題点
   逸見泰久（熊本大・沿岸域環境科学教育研究セ）
2. メイオベントス研究の重要性
   嶋永元裕（熊本大・沿岸域環境科学教育研究セ)

シンポジウム�V　(15:30-17:30)
「水域環境の人為改変における新たな研究手法の展開」

• 15:30-16:10　海底湧水の実態とそれに伴う栄養塩の供給
  谷口真人（総合地球環境学研究所）
• 16:10-16:50　難分解性有機化学物質による生態系の汚染と生物濃縮の態様
  中田晴彦（熊本大学・院・自然科学）
• 16:50-17:30　干潟域における生物生息場の回復手法と評価
  増田龍哉(熊本大学大学院先導機構)・滝川清（熊本大・沿岸域環境科学教育研究セ）・御園生敏治（熊本大学・院・自然科学）

ポスターセッション　(9:00-17:00，コアタイム：11:50-13:20)
会場：百周年記念館1階ホール

「シンポジウム関連」

• ラドンを用いた八代海における海底湧水の評価
  小野昌彦（熊本大学・院・自然科学），嶋田　純（熊本大学），島崎英行（同），徳永貴弘（熊本大学・院・自然科学）
• 排水処理施設における低カロリー甘味料の濃度分布とその周辺河川および地下水への排出について
  折式田崇仁・中田晴彦（熊本大学・院・自然科学）
• 排水処理場における難分解性医薬品「X線造影剤」の存在と河川水の汚染状況
  坊村忠士・中田晴彦（熊本大学・院・自然科学）
• 牡蠣による有明海沿岸の底質中難分解性化学物質（多環芳香族炭化水素）除去技術の開発　〜実証試験による効果の検証〜
  豊永悟史・中田晴彦・涌田智美（熊本大学・院・自然科学）・滝川清（熊本大・沿岸域環境科学教育研究セ）
• 中海本庄水域の堤防開削に伴う底生有孔虫・貝形虫生物相の変化
  高田裕行（島根大・汽水セ）・入月俊明 （島根大・総合理工）・瀬戸浩二（島根大・汽水セ）・横瀬貴之・松本香織 ・砥上政隆 ・小草宏樹 （島根大・総合理工）・野村律夫（島根大・教育）
• 中海堤防開削による本庄水域の底質環境の変化
  重康智洋・山田瑞希・鈴木秀幸・山口啓子(島根大・生物資源)・瀬戸浩二・倉田健悟（島根大・汽水セ）

「環境変動系」

• 北海道能取湖における過去300年間の環境変化
  齊藤誠(島根大・総合理工)・瀬戸浩二・高田裕行(島根大・汽水セ)・香月興太(高知大・コアセンター)・園田武(東京農業大・アクアバイオ)・川尻敏文(西網走漁協)・渡部貴聴(網走市水産港湾部)
• 北海道東部網走4湖における過去300年の環境変遷
  瀬戸浩二・高田裕行(島根大・汽水セ)・斎藤誠(島根大・総合理工)・香月興太（高知大・コアセンター）・園田武（東京農大・アクアバイオ）・川尻敏文（西網走漁協）・渡部貴聴（網走市水産港湾部）
• 東南極，高塩分塩湖すりばち池堆積物の地球化学的特徴
  中島広海(島根大・総合理工)・瀬戸浩二(島根大・汽水セ)・金子亮(東京大・大気海洋研究所)・伊村智（国立極地研究所）
• 出雲平野南西部における完新統の層序と古環境
  岡崎裕子(島根大・総合理工)・瀬戸浩二・高田裕行(島根大・汽水セ)・酒井哲弥(島根大・総合理工)・渡邉正巳(文化財調査コンサルタント株式会社・島根大・汽水セ)

「生物・生態系」

• 泥質干潟での物質循環作用に及ぼすヤマトオサガニの生物撹拌作用の影響
  大谷壮介 (京都大・院・流域圏総合環境質研究センター)・上月康則・山中亮一(徳島大・院・ソシオテクノサイエンス研究)・倉田健悟（島根大・汽水セ）・酒井孟・岩雲貴俊・斉藤梓（徳島大・院・先端技術科学教育部環境創生工学）
• 中海・宍道湖における野外飼育によるヤマトシジミの成長の違い
  森崎夏輝(島根大・総合理工学)・瀬戸浩二(島根大・汽水セ)

「保全再生系」

• 朝酌川の水門開閉によるクロロフィル濃度とSS濃度の変化
  小池祐介 (島根大・生物資源) ・倉田健悟（島根大・汽水セ）

---

Copyright © 2009 Laguna All rights reserved.